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史跡上総国分尼寺跡展示館

千葉県市原市

  奈良時代の貴族気分?

無料憩

史跡上総国分尼寺跡展示館

千葉県の中心といえば言わずと知れた千葉市ですが、遥か大昔の時代は市原が中心地でした。
では古代地方都市の中心だったことを示す象徴的なモノとは何だったのかご存じでしょうか?
今で言う県知事が職務を遂行する県庁的な役所「国庁」を含む国衙(こくが)、いわゆる官公庁街の周辺に建てられ、行政とは別に宗教シンボルとして各地域の象徴となった建物です。

その答えは国分寺(こくぶんじ)。天平13年(741年)に聖武天皇が仏教による国家鎮護のため全国各地に建てることを命じた寺院で、奈良県の総国分寺である東大寺を頂点に、ここ市原の地にも国分寺が建てられました。上総国分寺です。
そして国分寺と対をなすのが国分尼寺(こくぶんにじ)。寺は男性の僧侶しか働けませんから、女性のための寺、つまり尼寺なのですね。ちなみに総国分尼寺は奈良県にある法華寺です。

上総国分尼寺は敷地面積約12万平方メートルを誇る大規模な伽藍だったと考えられていて、今もなお当時の遺構がはっきり残っている全国随一の規模の国分尼寺です。
とはいえ一帯は宅地開発が進み、住宅が建ち並ぶ中に突如現れる古代建築には、なんだか違和感を抱くかもしれません。
堂々と建つ回廊は平成になってから復元したもの。もちろん発掘調査や時代考証を経て、現存する奈良の古寺や遺跡を参考に、奈良時代の建築様式を再現の上で古代の建築技法を用いて復元しました。

96本の回廊の柱は、樹齢100年以上の木曽桧を使用。柱を支える礎石も上総国分寺の礎石を参考に、蛇紋岩(じゃもんがん)を採用する徹底したこだわりぶりです。回廊をゆるりと歩けば、奈良時代の貴族の気分になれるかも?

また展示館では復元の工程や上総国分尼寺のあらましを解説。全域の復元模型もあり、往時の規模の壮大さを思い起こさせてくれます。


史跡上総国分尼寺跡展示館
住所  千葉県市原市国分寺台中央3-5-2
電話  0436-21-7633
開館  9時~16時半受付
休館  月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)、12/29~1/3
料金  無料
交通  JR内房線五井駅東口から小湊バス約8分 「市原市役所」バス停下車 徒歩10分、
小湊鉄道上総村上駅 徒歩約25分
特記   

画像引用:史跡上総国分尼寺跡展示館様 (http://www.city.ichihara.chiba.jp/bunka/bunkabunkazaitop/tenjikan_top/tenjikan_top.html)

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